手作りマーマレード

今日は休みだったので、祖母の家で
マーマレードを作りました。以前から食べていて
作り方を知りたかったので、
念願のお手伝いです。

夏みかんのような皮の厚いものを
使います。皮を食べるので、農薬を使っていない物が
理想です。
それにしても、どうでしょう
このまな板と包丁の味は。使い込まれた道具の
美しさです。


まずは、4等分にしたみかんを皮と実に分けます。

皮は丁寧に粗微塵にします。
もっと大きく刻む場合もありますが、
これは好みということで。

実は薄皮と種を取り除き、果肉だけ集めます。

皮を水のなかで揉み、アクを抜いてあげます。
余り抜きすぎると風味が薄くなるので、
食べて確認しながら調整します。

水を切った皮、果肉、砂糖を鍋に入れ
弱火で炊き始めます。


これが、炊き上がった状態です。
フレッシュ感も出したいので、少し水分が
残る程度で火からおろします。


煮沸した瓶にマーマレードを詰めたら、
再度瓶ごと煮沸します。
しっかり殺菌してあげれば、冷蔵庫で一年間
は持ちます。

本当惚れ惚れするような色のマーマレード
出来上がりました。
天気も良く、のんびり楽しい時間でした。
美味しさの秘密は、余分な物が一切入っていない事、
また皮を手で刻んだりとしっかりと手間を掛けて
いる事ではないでしょうか。
作り方は余りにも単純で隠す部分は全くありません。
しかしどれだけ手を掛けるかで、味の差は
格段に違いがでることでしょう。
「料理は愛情」を実感しました。