カントゥッチョ


よくビスコッティとも言われるトスカーナ地方の有名な焼き菓子です。「ビスコット」というのはラテン語で「二度焼く」と言う意味。フランス語の「ビスキュイ」、英語の「ビスケット」はそれぞれビスコットから派生した言葉だそうです。「二度焼く」という意味の通り、まず生地を棒状に伸ばして焼き、表面が乾いたらスライスして今度は低温で焼き水分を飛ばすので、仕上がりはとても硬くなります。そのまま食べるとガリガリして食べにくい為、一般的にはヴィン・サントなどの甘いワインに浸して食べると言われていますが、個人的にはそのまま食べるのも好きです。今回はアーモンドとビスタチオを入れましたが、レシピによって入れるものは様々。ドライフルーツを入れてもおいしそうな気がします。