Caponata


カポナータ、野菜のトマト煮です。南仏のラタトゥイユと言うほうが知られているでしょう。イタリア・フランス・スペインの料理を見ていると、国・名前が違えども殆ど同じ料理というのがよくあります。日本とは違い、陸続きだと言うことが食文化を密接にしていると言う事なのではないかと個人的には考えています。このカポナータですが、もう少し煮詰めて冷やしそのまま前菜として食べても良し、パスタ・リゾットに絡めても良し、白身魚のグリルのソースにしても良しとなかなかの万能選手です。ですから作るときはいつも多めに作り何回かに分けて食べます。多めに作るほうがおいしくなる感じがしますしね。具材は野菜全般が使えますので、冷蔵庫の掃除にも良いかと思います。ちなみに私の使う定番の野菜は、玉葱・ズッキーニ・パプリカ・茄子です。トマトはフレッシュトマトの角切りとトマトソースの両方を使います。トマトの皮を湯剥きはしますが、種はそのまま加えます。見かけ通りおおらかに作るのがいいと思います。